『うるわしの宵の月』は、「王子」と呼ばれる男女が出会い、不器用ながらも一途に惹かれ合う学園ラブストーリー。
人気漫画家・やまもり三香先生が描く本作は、美麗な作画と心ときめく展開で話題沸騰中です。
この記事では『うるわしの宵の月』が何巻まで出ているのか、完結しているのかをはじめ、各巻のネタバレあらすじやキャラクター紹介、SNSでの反応、アニメ化や特装版情報まで、これから読み始める方にもわかりやすく徹底解説します!
『うるわしの宵の月』とは?
うるわしの宵の月 1巻

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『うるわしの宵の月』(うるわしのよいのつき)は、やまもり三香先生が手がける最新の学園ラブストーリーです。2020年より講談社の少女漫画誌「デザート」にて連載がスタートし、やまもり先生にとっては講談社系初の連載作品としても注目を集めました。
ジャンルは少女漫画・学園・恋愛。特に10代~20代の女性読者から圧倒的な支持を得ており、連載初期から話題沸騰。2022年には「全国書店員が選んだおすすめ少女コミック」第1位にも選ばれるなど、その人気と実力は折り紙付きです。
物語の舞台は高校。主人公・滝口宵(たきぐち よい)は、身長が高く声も低め、整った顔立ちと凛とした所作から「王子」とあだ名されている女子生徒。一方、ヒーロー役の市村琥珀(いちむら こはく)は宵の一学年上の先輩で、金髪にピアスという派手な見た目ながら学校一の美男子として「王子」と呼ばれる存在。
そんな“王子と王子”の異色な組み合わせから始まる恋模様が、本作の最大の魅力です。琥珀は資産家の御曹司でありながら、モテすぎるゆえに周囲の打算的な視線に疲れていたという背景も持ち合わせており、見た目とのギャップも魅力のひとつとなっています。
やまもり三香先生は、これまでに『ひるなかの流星』『椿町ロンリープラネット』など、多くの名作を生み出してきた人気漫画家。本作では集英社から講談社へと活躍の場を移し、新たな読者層へと作品を届けています。
「デザート」連載ということで中心読者は高校生〜20代女性ですが、やまもり先生ならではの繊細な心理描写と絵柄の美しさから、幅広い世代のファンにも支持されています。また、英題 “In the Clear Moonlit Dusk” として講談社USAから英語版も展開され、海外でも人気を博しています。
この作品の核となるテーマは、「誰かにとって“特別”な存在になることの尊さ」。外見や性別、周囲からの期待にとらわれず、ありのままの自分を認めてくれる人と出会い、少しずつ心を通わせていく…そんな過程が丁寧に描かれています。
文化祭や夏祭り、放課後の教室など青春の王道イベントがロマンチックに彩られ、まさに“胸キュン必至”の名シーンが満載です。
実際、Snow Manの佐久間大介さんも本作のファンとして知られており、SNSでは「こんなデカさのキュンに俺が耐え切れるとでも?もちろん無理ですけど?…本当に最高すぎんですけど!!」といった熱烈な感想を投稿。
読者からも「キュン死レベルの恋愛漫画」として高い評価を受け続けており、その破壊力は折り紙付きです。
『うるわしの宵の月』は完結している?連載状況

『うるわしの宵の月』は完結しているのか? 結論から言うと、本作はまだ完結していません。2025年4月現在も「デザート」誌上で連載中の現役作品であり、物語は進行中です。
今後の完結予定について公式から明確なアナウンスはありません。作者のやまもり先生や講談社から最終回に関する告知は出ていないため、現段階では連載継続中と考えて良いでしょう。
第8巻の内容では物語の折り返しに差し掛かった印象もあり、主人公カップルの関係は一つの山場を越えましたが、まだ解決していない伏線やこれから深掘りされそうな要素(後述する琥珀の家庭の事情など)も残っています。
そのため最終巻はまだ先になりそうで、少なくともコミックス10巻前後までは続くのではないかと予想されています。
実際、連載は2023年秋から2024年春にかけて一時休載していましたが、読者の熱い支持を受けて2024年夏より無事に再開されました。
休載明けの展開も盛り上がりを見せており、作者も「これから物語のクライマックスに向けて頑張りたい」とコメントしているとの情報もあります(※デザート編集部の発表より)。
したがって、現時点では完結しておらず、今後も連載が続くと見て間違いありません。
現在の最新話と今後の展開見通し
雑誌連載では、2025年春に第36話が掲載されました。最新話付近では主人公二人の関係も一段階深化し、新たな局面に入っています。
物語は学年が進むにつれて変化が起きる可能性もあり、高校生活最後まで描かれるなら全何巻くらいになるか気になるところです。ファンの間では「このペースだと10巻以上になるのでは?」との声もありますが、公式には未定です。
完結時期については推測になりますが、2026年以降になるとの見方が一般的です。一部のニュースサイトでは、休載前後のペースから「コミックス10巻は2026年頃になりそう」といった予想も報じています。
いずれにせよ、連載が再開されたばかりで作者も意欲的に描かれているようですので、最後まで見届けたいですね。
何巻まで出てる?最新刊までの巻数情報と発売日
『うるわしの宵の月』は、2024年8月現在でコミックスは既刊8巻まで発売されています。
その後、第9巻が2025年5月13日に発売予定となっており、待望の新刊が目前に控えています(特装版も同日発売予定)。以下に各巻の発売日をまとめました。
- 第1巻:2020年12月11日発売
- 第2巻:2021年5月13日発売
- 第3巻:2021年11月12日発売
- 第4巻:2022年5月13日発売
- 第5巻:2022年11月11日発売
- 第6巻:2023年5月12日発売
- 第7巻:2023年10月13日発売
- 第8巻:2024年8月9日発売
- 第9巻:2024年5月13日頃発売予想
第8巻までの収録話は第32話までで、8巻には29話~32話が収録されています。
連載当初から概ね半年ごと(年2巻ペース)に新刊が出ていましたが、2023年後半から2024年前半にかけて作者の体調不良による休載があり、刊行ペースが少し空きました。
そのため次の第9巻は約9ヶ月ぶりの新刊となる予定です。2024年春に連載が再開され、現在は本編第36話まで進行中(2025年4月時点)で、第9巻には第33話~第36話が収録される見込みです。
📝豆知識:本作は単行本の他に、小説版も刊行されています。講談社青い鳥文庫より児童向けノベライズが第1巻(2021年11月10日)・第2巻(2022年11月9日)と発売されており、漫画の第1~4巻の内容が小説で楽しめます。活字で物語を追体験したい方や、お子さんにも本作を紹介したい場合におすすめです。
各巻ごとのあらすじ(※ネタバレ注意!)
ここからは『うるわしの宵の月』各巻のあらすじを巻数ごとに紹介します。ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
ただ、「どんな物語なのか詳しく知りたい」「続きが気になる」という新規読者の方はぜひ参考にしてみてください。
第1巻あらすじ【出会いと“王子”のお試し交際】
うるわしの宵の月 1巻

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高校1年生の滝口宵は、その容姿端麗さから男女問わず「王子」と呼ばれています。しかし本人はヒーロー扱いされることに複雑な想いを抱えていました。ある日宵は学校で市村琥珀という先輩男子と偶然ぶつかります。
琥珀は謝りつつ宵をじっと見て開口一番「美しい」と称賛、しかし次に「男?」と失礼な一言…。宵は怒って立ち去りますが、後日この彼こそが噂の「王子」こと市村先輩だと判明します。
その夜、宵は寄り道したコンビニで女性店員を口説く酔っぱらい客に遭遇し、放っておけず注意します。逆上した酔客に胸ぐらを掴まれてしまいますが、そこへ再び琥珀が現れ、酔客を撃退すべくスマホで動画撮影し「ネットに晒す」と脅して追い払おうとします。
酔客が逆に琥珀を殴ろうとした瞬間、宵は咄嗟に空手の構えで相手の手を払いのけました。騒ぎが大きくなる前に琥珀は宵の手を取ってその場から逃走。二人きりになった公園で、琥珀は宵に向かい「かっこいい。今の瞬間王子に見えた」と笑います
。宵が「好きで王子をやってるわけじゃない」と俯けば、琥珀は「別に王子っぽい女の子がいたっていい。俺はときめいたし」と宵のありのままを肯定しました。さらに「今までお姫様扱いなんてされたことがない」という宵を見て、琥珀は「周りの男は見る目がないな」と言いながら突然お姫様抱っこで宵を抱え上げます。
男扱いされ続けた人生で初めての姫抱っこに宵は顔を真っ赤にして大混乱!その姿を見て琥珀もドキっとし、宵が気になる存在になったようです。
翌日、琥珀は早速宵に「一緒に昼メシ食おう」と声をかけます。突然距離を縮めてくる先輩に宵は驚きつつも、お昼を共にする中で少しずつ会話を交わします。琥珀は積極的に宵に関わろうとし、「お試しで付き合ってみない?」と提案しました。
恋愛経験ゼロで戸惑う宵でしたが、琥珀のまっすぐな好意に押される形で**期間限定の“お試し交際”**を承諾します。こうして、王子と王子の不器用なラブストーリーが幕を開けました。
第2巻あらすじ【“なんちゃって彼氏彼女”期間】
うるわしの宵の月 2巻

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宵と琥珀の「お試し交際」がスタートしたものの、宵は何をどうすればいいか分からず終始ドギマギ。学校では周囲に秘密で付き合っているフリをする二人ですが、琥珀は積極的に宵に話しかけたり隣に座ったりと距離感ゼロ。
一方宵は意識しすぎて挙動不審になったり顔を赤らめたり…と初々しい“なんちゃってカップル”生活が描かれます。お互いを名前で呼び合う練習をしたり、一緒に下校して帰路についたりと、少しずつ関係を深めていく二人。しかしまだ正式な恋人ではないため、宵は自分の気持ちが恋なのか戸惑いを覚えます。
そんな中、宵の周囲では彼女に好意を寄せる男子(クラスメイトの八形など)が現れたり、琥珀に言い寄る女子が現れたりと波乱の種が…。宵は自分が琥珀にふさわしいのか自信を持てず、不安から距離を置こうとする場面もあります。それでも琥珀は真っ直ぐに宵を想い、さりげなくフォロー。二人の関係はゆっくりですが確実に近づいていきます。
「お試し」とはいえ互いに意識し合い始めた宵と琥珀。第2巻では、まだ友達以上恋人未満の甘酸っぱいやりとりが中心です。この段階では琥珀の本心が読めずにヤキモキする宵ですが、読者目線では琥珀の宵への惹かれ具合は明らかで、彼の猛アプローチに胸キュン必至です。
第3巻あらすじ【すれ違いと距離の急接近】
うるわしの宵の月 3巻

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仮初めの交際期間が進む中で、宵は徐々に琥珀に心を許しつつあります。ある日、琥珀が他の女子生徒に囲まれている場面に遭遇した宵は、自分でも驚くほどモヤモヤした気持ちに…。**これが嫉妬?**と戸惑う宵でしたが、琥珀に対する想いが日に日に大きくなっている証拠でした。一方の琥珀も宵の気持ちが自分に向いてきていることを感じ取り、嬉しそうに彼女との時間を大切にします。
第3巻では二人の仲を揺さぶる試練も訪れます。たとえば、宵に想いを寄せる幼なじみ(仮にA君)が登場し、宵に告白未遂をしたり、琥珀の昔の知り合いの美女が現れて宵がヤキモキするなど、王道のライバル展開が描かれます。宵は「お試しとはいえ私は琥珀先輩の彼女なんだ」と自覚し始め、勇気を出して自分の気持ちを伝えようと決意。
クライマックスでは、宵が**「先輩の本当の彼女になりたい」と涙ながらに本音をぶつけるシーンがあり、琥珀も思わず真剣な表情で宵を抱きしめます。ここで二人の心は通じ合ったかに見えましたが、まだ正式に「付き合おう」とまでは至りません。しかし確実に互いの大切さを認識し合った二人。この巻は恋人になる一歩手前のもどかしさとすれ違いからの劇的な距離縮小**が楽しめる内容です。
第4巻あらすじ【初デートと初めてのケンカ】
うるわしの宵の月 4巻

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第4巻では、宵と琥珀が初めて二人きりでデートするエピソードが描かれます。場所は琥珀の希望で映画館。ところがデート当日、宵は緊張のあまり服装選びに大失敗し(まさかのジャージ姿で現れる等のハプニング)、琥珀に笑われてしまいます。
それでも映画館ではホラー映画を観て思わず宵が琥珀にしがみついたり、手が触れてドキッとしたりと甘酸っぱい場面が満載です。帰り道、琥珀が宵を自宅まで送り届ける際、ふとした弾みで手を握り合う二人。頬を染める宵に琥珀は「本当に可愛いな…」と呟き、宵は鼓動が早まります。お試し交際とは名ばかりで、既に両想い同然の雰囲気が漂ってきました。
しかし、そんなラブラブムードに暗雲も…。琥珀がとある女性(実は年上の従姉)と親しげに電話している場面を見た宵が誤解し、嫉妬心から不機嫌になってしまうのです。宵は自分でも理由がわからぬイライラで八つ当たり気味に琥珀に冷たい態度を取ってしまい、二人は初めてのケンカ状態に陥ります。仲直りしたいけれど素直になれない宵。そんな時、琥珀の方から「昨日は悪かった」と折れて歩み寄ってくれました。
実は琥珀も宵が怒った理由が分からず落ち込んでいたのです。お互い謝って無事仲直りした帰り際、宵は勇気を出して「私…先輩のことが好きです」と初めて“好き”を口にします。琥珀は一瞬驚きますが、満面の笑みで「知ってる」と答えました。お試し期間とはいえ、二人の想いはもはや確かなものとなったのです。この巻ではデートの胸キュンと軽いすれ違いからの仲直りを通じて、二人の絆が深まっていく様子が丁寧に描かれています。
第5巻あらすじ【文化祭と仮初めカップルの危機】
うるわしの宵の月 5巻

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季節は秋。学校では文化祭の季節がやって来ました。宵のクラスも出し物の準備で大忙しです。宵と琥珀は相変わらず秘密の関係を続けていますが、クラスメイトの中には仲の良い二人の様子に感づく者も出始めます。
文化祭当日、宵はクラスの喫茶店企画で男装執事役を任され、英語研究会の出し物で王子役を務める琥珀とそれぞれステージに立つことに。ところが琥珀目当ての女生徒が「宵は王子役にふさわしくない」と陰口を叩いているのを宵が耳にしてしまい落ち込んでしまいます。
その姿に気づいた琥珀は、文化祭フィナーレのステージ上で思い切った行動に出ました。観客の全校生徒を前に、なんと**「特別な人がいます。その人は——滝口宵です」と名指しで宵が自分の大切な存在であることを宣言したのです。突然の公開交際宣言に会場は騒然!二人が揃って“王子”として有名だったため、「まさかヤラセでは?」と疑う声まで飛び出す始末でしたが、琥珀は動じません。
その場で宵の手を取り観客の目の前でそっとキス**をしてみせ、堂々と気持ちを示したのでした(ステージ上での劇中の一幕のように見せかけてキスする演出でした)。宵は驚きつつも琥珀の真剣な想いに胸がいっぱいになります。この出来事で二人の関係は一気に公のものとなり、周囲から正式にカップルとして認識されることになりました。
公開キスの後、宵は照れと嬉しさでいっぱいですが、一方で「お試し期間」の約束はどうなったのかと不安もよぎります。しかし琥珀は宵に「もう期間限定とか関係ない。お前は俺の彼女だ」と優しく伝え、改めて正式に付き合うことを確認しました。第5巻は文化祭のクライマックスで宵と琥珀が周囲に交際を明かす重要エピソードが描かれ、仮初めの関係に終止符が打たれ本当の恋人同士になる転機の巻です。
第6巻あらすじ【夏祭りの告白と恋人正式成立】
うるわしの宵の月 6巻

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晴れて恋人同士となった宵と琥珀。周囲には秘密ではなくなりましたが、二人はこれまで通り学校では自然体で過ごしています。ただし内心のドキドキ度は以前にも増してアップ!文化祭後、クラスメイトから冷やかされたりもしますが、琥珀は「宵が好きだから付き合ってる。
それ以上でも以下でもないよ」と堂々としており、宵も照れつつ嬉しそうです。季節は巡り、夏休みに突入。宵と琥珀は友人たちも誘って夏祭りに出かける約束をします。浴衣姿で現れた宵に琥珀は見惚れ、「綺麗だ」と思わず一言。宵も琥珀の浴衣姿に胸を高鳴らせつつ、皆で出店を回ったり花火を見たりと夏祭りを満喫します。
祭りの夜も更け、宵と琥珀が二人きりになったタイミングで、琥珀が改めて宵に想いを伝えるシーンが訪れます。実は正式に「好きだ」と言葉で伝え合ったのはまだ無かった二人。浴衣姿の宵を月明かりの下で見つめながら、琥珀は「宵、俺はお前が——」と真剣に告げようとします。宵も「先輩…」と期待に応えようとしたその瞬間、背後で大きな花火が打ち上がり轟音が二人の声をかき消しました(定番の邪魔イベントです)。
思わず笑ってしまう二人でしたが、花火の光に照らされて目が合った途端、琥珀は言葉の代わりに宵を優しく抱き寄せます。宵もそっと琥珀に寄り添い、気持ちは完全に通じ合いました。夏祭りの夜、二人は改めて心の中で**「大好き」と互いを想い合う**のでした。こうしてカップルとしての絆をさらに強めた宵と琥珀は、幸せな気持ちで夏休みを迎えます。
第6巻は二人が正式カップルになってから初めてのラブラブエピソードが詰まった巻です。特に夏祭りのシーンは本作屈指の名場面で、花火を背景に抱きしめ合う二人の姿は多くの読者をキュン死させました。Snow Man佐久間さんも8巻発売時に「普通の状態で読めないですけど?良すぎるんですけど?」と興奮していたのは、まさにこの辺りの展開についてでした。
第7巻あらすじ【夏休みの旅行とライバル出現?】
うるわしの宵の月 7巻

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夏休み真っ只中、宵と琥珀、そして友人たちはグループで神戸旅行に出かけます。海辺でのバーベキューや観光地巡りなど、楽しい思い出を共有しながら宵と琥珀の仲はさらに深まりました。
旅先では二人きりで抜け出して夜景を見に行く場面もあり、琥珀が「遠くまで来ても結局宵と一緒にいる時間が一番楽しいな」などと甘い言葉を囁き、宵をドキドキさせます。まるで恋人同士の小旅行のような時間を過ごし、二人の関係は順風満帆に思えました。
しかし旅行から戻った後、思わぬ試練が待っていました。宵がアルバイトしているカレー店「なすおやじ」で一緒に働く同僚の大路くんという青年が、宵に対して以前から淡い好意を抱いていたのです。大路は宵が彼氏(琥珀)の話をすると寂しそうな表情を見せたりしていましたが、ついに勇気を出し宵に告白してしまいます。
突然の告白に驚く宵は「ごめんなさい、私には付き合っている人が…」と即座に断りますが、この場面を偶然見てしまったのが琥珀でした。タイミング悪く、宵が大路から告白されているシーンを遠目に誤解してしまった琥珀はショックを受け、そのまま立ち去ってしまいます。
後日、宵と琥珀は顔を合わせますが、琥珀はどこか冷たく素っ気ない態度…。宵が事情を説明しようとしてもうまく伝えられず、二人の間に気まずい空気が流れます。初めて迎える本格的なケンカに宵は泣きそうになりますが、友人たちの後押しもあってきちんと話し合う決意をします。宵は琥珀に真摯に向き合い「誤解です。私は先輩だけです」と伝え、琥珀も「俺こそごめん」と嫉妬心から不機嫌になったことを謝りました。こうして大路くん事件は無事解決。
むしろお互いの大切さを再認識し、二人の仲はさらに強固になります。「ちょっとケンカしちゃったけど、もっと先輩のこと好きになった」と宵が笑えば、琥珀も「俺も。お前以外考えられないよ」と優しく微笑み、改めて仲直りのキスを交わしました。
第7巻は夏休み編とも言える内容で、楽しい旅行エピソードから一転、同僚の告白によるケンカと仲直りが描かれます。特にクライマックスの宵と琥珀のすれ違いと和解シーンは切なくも胸キュンで、二人の愛情の深さが感じられる巻でした。
第8巻あらすじ【試練と成長:公開恋愛&家族の問題】
うるわしの宵の月 8巻

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学校に新学期が訪れ、宵たちは2年生(琥珀は3年生)に進級します。既に二人が付き合っていることは学校中に知れ渡っており、公認のカップルとなった宵と琥珀。周囲の目を気にすることなく堂々と一緒に登校したりお昼を食べたりする姿に、「校内の王子カップル」として注目の的です。
中には女子生徒の中で「なんで宵ちゃんばかりずるい!」と嫉妬する声もありますが、琥珀は一切ブレずに宵を一番に想っています。宵も最初は注目されることに戸惑いましたが、琥珀が隣にいてくれる安心感から次第に気にならなくなりました。
そんなある日、琥珀の家庭の事情がクローズアップされる出来事が起こります。琥珀の祖父は大企業の社長であり、琥珀の家は裕福ですが、琥珀自身は豪邸ではなく都心のマンションで一人暮らしをしています。実は琥珀には年の離れた兄がおり、家業を継ぐのは兄と決まっているためか両親から放任されがちで、孤独を感じている一面がありました。
宵はふとしたきっかけで琥珀の実家(祖父の経営する高級旅館がモデルの家)を訪問することになり、琥珀の母親や兄とも対面します。格式高い家柄に最初は緊張する宵でしたが、持ち前の礼儀正しさでしっかり挨拶をこなしました。しかし、琥珀の母から「琥珀のことをお願いね」と言われた際、宵は琥珀が家庭で寂しい想いをしてきたことに気づき胸が痛みます。
帰り道、宵は「私、もっと琥珀先輩の支えになりたい」と涙ながらに訴え、琥珀はそんな宵を優しく抱きしめました。家族の孤独に触れた宵が、より一層琥珀を想うようになる感動的なシーンです。
さらに第8巻の終盤では、学校で二人の関係に対するトラブルが発生します。宵に密かに想いを寄せていた生徒会長が、文化祭での公開キスが校風を乱す行為だと問題視し、宵を生徒会室に呼び出すのです。
しかし駆け付けた琥珀が「俺がやったことです。宵は悪くありません」と庇い、「好きな人に好きと言って何が悪いんですか?」と堂々反論。生徒会長も観念し、「君たちには負けたよ」と苦笑しつつ引き下がりました。こうして二人は周囲の妬みや偏見にも打ち勝ち、より強い絆で結ばれていきます。校内の噂や外野の声にも負けない二人の愛に読者も胸が熱くなる展開です。
第8巻は公認カップルになった後の世間の目という試練や、琥珀の家族問題といったシリアスな要素が盛り込まれ、一段とドラマチックな内容でした。特に琥珀の抱える孤独を知った宵が「ずっとそばにいたい」と決意するシーンでは、二人の絆が愛へと成熟していく様子が描かれ感動的です。また、文化祭でのキス宣言以降も揺るがない琥珀の姿に「全校生徒にバレてもブレない琥珀先輩カッコいい」との読者の声もあり、王子カップルの揺ぎない愛に多くのファンが魅了されています。
キャラクター・登場人物

- 滝口 宵(たきぐち よい)
- 本作の主人公。高校1年生→2年生の女子生徒。黒髪ショートカットの凛とした美少女で、正義感が強く困っている人を放っておけない性格。その品行方正さから「王子」と呼ばれ女子からの贈り物(手作り菓子など)が絶えない人気者ですが、本人はヒーロー扱いを恥ずかしく思っている。一見クールだが恋愛には奥手でウブ。過去に護身で空手を習っていたため腕っぷしが強い。下北沢で「なすおやじ」というカレー屋を営む父がおり、自身も店を手伝うアルバイトをしている(あだ名が「カレーの王子さま」になるのを嫌って学校にはバイトのことを秘密にしている)。市村琥珀と出会い、お試し交際を経て本当の恋人になる。恋人としての琥珀を「先輩」と呼んで慕い、常に一途。恋人関係になってからは少しずつ女性らしい表情も見せるようになり、周囲からも「最近可愛くなった」と言われるように。琥珀いわく「顔にすぐ出るタイプ」で、嫉妬すると頬を膨らませたり動揺すると耳まで赤くなる癖がある。
- 市村 琥珀(いちむら こはく)
- 宵の1学年先輩(高2→高3)。光の当たるような明るい茶髪にピアスという華やかなルックスで、左下唇の下に泣きぼくろがある色男。祖父が有名企業の社長で裕福な家柄だが、親からは放任気味で一人暮らし中(都内に偽装用マンションを与えられており、実家の場所が周囲に知られないようにしている)。噂好きなクラスメイトからは「会社をいくつも任されている天才」「泣かせた女が三桁超え」など好き放題な噂を立てられているが、実際の性格は裏表がなく思ったことをすぐ口にする直情型でやんちゃなところがある。素行もお世辞にも良いとは言えず、教師から目をつけられることも(遅刻や校則違反もしばしば)。しかし根は優しく情に厚い少年で、酔漢から店員を助けようとする宵を放っておけず加勢したり、宵が傷つけば本気で怒る正義感も持つ。女性にはモテすぎるほどモテるが本人は興味がなく、金目当てで近づく人々にうんざりしていた。そんな中で宵の凛とした生き方に心を動かされ、積極的にアプローチ。宵に対しては最初から一貫して一直線の愛情を注ぎ、「宵以外どうでもいい」と公言するほど。交際後も甘い言葉やスキンシップで宵を翻弄するが、本心では彼女を誰より大切に想っている。将来については祖父の会社関係の道もあるが、本人はまだ悩んでいる様子。家族は祖父母・両親・兄(社会人)が登場。兄とは歳が離れており交流は少ないが、今後兄弟関係がストーリーに絡む可能性も。
- 寿(ことぶき)&野ばら
- 宵のクラスメイトで親友の女の子二人組。宵の良き理解者であり、恋を応援している。寿はお調子者タイプで噂に敏感、野ばらはおっとりタイプで癒し系。二人とも宵を「王子」と崇めつつも普通の友達として接してくれる貴重な存在。琥珀との仲を陰ながら後押しし、時に恋愛指南役にもなっている。例えば宵が琥珀とすれ違った際には「ちゃんと自分の気持ちを伝えなよ!」と背中を押すなど、ナイスアシストをしてくれる心強い友人たちです。
- 大路(おおじ)
- 宵のバイト先「なすおやじ」での同僚の青年。宵より年上で、バイト仲間として仲が良かったが、宵への想いを募らせ7巻で告白する。しかし宵に恋人がいることを知り身を引いた。誠実で爽やかな好青年であり、宵も「先輩(琥珀)と出会っていなかったら好きになっていたかも…」と思わせる人物。結果的に宵と琥珀の絆を試す役割となったが、告白後は未練を見せず応援に回っている。大路くんの失恋は読者からも同情の声があり、「報われてほしい」との意見も。今後再登場の可能性があるか注目です。
- 市村家の人々
- 琥珀の家族。祖父は企業社長で豪奢な別荘のような本宅を構える資産家。父母は経営に関わっているのか詳細不明だが、琥珀には口うるさくないものの愛情表現も薄く、琥珀は孤独を感じている。一方、琥珀の**兄・瑠璃(るり)**はエリートで親の信頼も厚く、家業を継ぐべく海外出張など忙しい様子(物語には8巻で名前と写真のみ登場)。琥珀は兄のことを「尊敬している」と言うが、本心では兄ばかり注目され自分は放っておかれる寂しさを抱えている。宵と付き合い始めてからは家族にも変化があり、母が宵を気に入ってくれたりと少し雰囲気が好転。今後兄の瑠璃が登場すれば、弟思いなのか対立するのか、物語のキーパーソンになるかもしれません。
『うるわしの宵の月』の魅力・見どころ

『うるわしの宵の月』の魅力は何と言っても、「王子」と呼ばれる男女という設定を軸にした新鮮なラブストーリーです。少女漫画では「学校の王子様」と言えばイケメン男子を指すのが定番ですが、本作ではヒロインの宵も王子ポジション。
男女ともに王子キャラというユニークな関係性が生み出す化学反応が見どころです。宵は周囲からヒーロー扱いされる一方で、本当は普通に女の子として愛されたいという思いを密かに抱えていました。
そんな宵の心情に気づき、「王子っぽい女の子がいたっていい」と肯定してくれた琥珀の存在は、宵にとってまさに運命的です。等身大の自分を見てくれる相手と出会えた時の喜びや戸惑いが丁寧に描かれており、「誰かに特別扱いされる幸せ」に読者も胸がキュンとなります。
また、性別の既成概念を軽やかに越えている点も本作のテーマとして魅力的です。宵は「男みたい」と言われることに悩みつつも、自分らしさを失わず凛としています。琥珀も「女の子はか弱くあるべき」などという固定観念は持たず、むしろ強い宵に惹かれています。
お互いがお互いを対等な存在として尊重し合っている関係はとても健全で爽やかです。少女漫画にありがちな過度な束縛や三角関係の泥沼も(今のところ)なく、終始ポジティブでピュアな恋愛模様が貫かれているのも読後感の良さに繋がっています。「男女逆転」ほど大げさではないですが、ジェンダーに縛られない新時代のカップル像を感じさせる作品と言えるでしょう。
さらに、物語の舞台となる現代の高校生活の描写も魅力の一つです。部活帰りの夕暮れの校舎、夏祭りの浴衣と花火、文化祭の喧騒、放課後の教室など、青春の1ページが美しく切り取られています。
やまもり三香先生の描く繊細で透明感ある作画がそれらのシーンを一層ロマンチックに演出し、読者を作品世界に引き込んでくれます。背景や小物の描き込みも丁寧で、特に季節イベントのシーンは色彩が浮かぶような迫力です。宵と琥珀の表情の機微も見逃せません。宵が恥ずかしがる時にぷくっと頬を膨らませる癖や、琥珀が不意に見せる寂しげな横顔など、キャラクターの感情が繊細に表現されており、読み返す度に新たな発見があります。
そして何より、本作最大の魅力はキュンとするラブシーンの数々でしょう。お姫様抱っこや不意打ちのキス、頭ポンやバックハグなど、少女漫画ファンの心を鷲掴みにするシチュエーションがこれでもかと詰め込まれています。それでいて押しつけがましさは無く、宵と琥珀の感情の積み重ねがあってこそ成り立つシーンばかりなので、読者も自然と感情移入してしまいます。
特に評判が高いのは7巻で描かれた川辺での初キスシーン。宵と琥珀が初めて想いを確認し合い、静かな川のほとりでそっと唇を重ねる場面は「額縁に入れて飾りたい」とファンから絶賛されました。また8巻の文化祭ステージ上のキスもインパクト絶大で、「学校中にバレても構わないという琥珀の覚悟が伝わってきて痺れた」といった声が上がっています。
総じて『うるわしの宵の月』は、王子(♀)と王子(♂)の不器用で一途な恋をテーマに、読者の胸をときめかせる要素がぎっしり詰まった作品です。ラブコメ的な軽妙さと、胸キュンシーンの甘さ、そしてシリアスな成長ドラマのバランスが良く、飽きずに物語を追いかけられます。まさに「最高すぎんですけど!!」と叫びたくなるような魅力が詰まった作品と言えるでしょう。
読者の感想・SNSでの評判

『うるわしの宵の月』は発売直後からSNSでも話題沸騰となり、多くの読者が感想を投稿しています。Twitter(現X)上では毎巻発売時に関連ワードがトレンド入りするほど注目度が高く、特に胸キュンシーンについての熱い感想が目立ちます。
例えば、第8巻発売日にSnow Manの佐久間大介さんが興奮気味に投稿したツイートはファンの間で大きな話題となりました。その内容は「え?なにこれ??本当にやばいですけど?普通の状態で読めないですけど?良すぎるんですけど?…もちろん無理ですけど?全然耐えられないし耐える気もありませんけど?本当に最高すぎんですけど!!」というもので、佐久間さん自身「うるわしの宵の月の最新刊の話です。」と明かしています。
まさに「キュンがデカすぎて直視できない!」という喜びの悲鳴で、この投稿に多くの共感リプライが寄せられました。「佐久間さんの気持ちわかりすぎる」「この漫画の破壊力を的確に表現してる」といった反応で、アイドルも夢中にさせる本作の威力がうかがえます。
一般の読者からも「毎巻キュン死にさせられて辛い(最高)」という嬉しい悲鳴が続出しています。特に宵と琥珀がお互いの想いを確かめ合った7巻終盤の展開については、「キスが尊すぎて語彙力溶けた…」「琥珀先輩、宵ちゃんのこと大切にしすぎてて泣ける」といった声が見られました。
また8巻の琥珀の毅然とした態度については「全校生徒にバレてもブレない琥珀先輩カッコいい」「琥珀の家の闇が見え始めてから益々宵ちゃんと離れられない感じ、エモすぎ」といった感想が上がっており、物語が進むにつれて二人の関係性が深化している点も高評価を得ています。
さらに物語全体の評価として、「少女漫画好きなら絶対読んで損なし」「近年の王道胸キュンものの中でも群を抜く破壊力」といった称賛が多数あります。書店員からの支持も厚く、2022年には全国書店員が選ぶ少女漫画で1位に輝き、宝島社『このマンガがすごい!2022』オンナ編では第4位、翌年の同ランキング2023では第11位にランクイン。
さらに講談社漫画賞少女部門の最終候補にも選ばれており、プロから見てもクオリティの高い作品と評価されています。読者の口コミでは「絵が綺麗でキャラの表情に惚れる」「ストーリー運びが上手く、一気に読める」といった点も好評です。
SNS上では他にも、「宵ちゃんみたいなカッコ可愛いヒロイン最高」「琥珀先輩を生み出してくれてありがとうやまもり先生…」とキャラ人気を称える声、そして「早くアニメ化して動く宵&琥珀が見たい!」という期待の声も多く見られます。総じて評判は非常に良く、「胸キュンしたい人へのイチ推し漫画」との声も数多く挙がっています。
アニメ化・メディア展開は?

現在(2025年時点)、『うるわしの宵の月』はアニメ化されていません。ファンからはアニメ化を望む声が高まっていますが、公式にそのような発表はまだありません。しかし、単行本累計発行部数も順調に伸びており(2024年10月時点で累計440万部突破)、メディアミックス展開の期待も膨らむところです。
現状のメディア展開としては、先述したノベライズ版(青い鳥文庫)が刊行されています。こちらは全2巻(2022年11月現在)で、漫画1~4巻分の内容を小説化したものです。著者はもえぎ桃先生で、やまもり三香先生が挿絵を担当しています。小中学生でも読みやすい文体で、本編を補完するエピソードもあり、ファンなら手に取ってみたい一冊です。
また、アニメにはなっていませんが、ボイスコミックやドラマCD的な展開も行われています。講談社のキャンペーン「きみの声が聴きたい!イケメンボイスフェア2022」では、本作の名シーンに声優が声を当てるキャラボイス動画が制作・公開されました。市村琥珀役を人気声優の江口拓也さんが演じており、ネット上で話題になりました。ファンの間では「江口さんの琥珀先輩ハマりすぎ!」と好評で、この映像を見て「ぜひこのキャストでアニメ化してほしい」との声も上がっています。
グッズ展開としては、講談社の公式グッズストアなどでイラストを使用したアクリルスタンドや缶バッジ、ポストカードセットなどが販売されています。特にコミックス特装版には描き下ろし小冊子やグッズが付くこともあり、第9巻特装版にはやまもり先生描き下ろしイラスト集といった豪華特典が予定されています(講談社コミックプラスニュースより)。
将来的なアニメ化の可能性は十分あるでしょう。やまもり三香先生の過去作『ひるなかの流星』は実写映画化されていますが、まだアニメ化作品はありません。本作は国内外での人気、ファンの熱量ともに高いため、アニメ企画が進行しても不思議ではありません。もしアニメ化された際には、美しい月夜のシーンや胸キュン名場面の数々がどのように映像化されるか、とても楽しみですね。
単行本の購入方法(電子書籍・紙の単行本)

『うるわしの宵の月』単行本の購入方法について、ここでは紙媒体・電子書籍それぞれの入手方法をご案内します。
紙の単行本を購入する
全国の書店やネット書店で講談社コミックスデザート(KCデザート)の単行本として販売中です。表紙にはやまもり先生描き下ろしの美麗なイラストが飾られており、本棚に揃えると壮観です。初版限定で特典ペーパーやイラストカードが付属することもあるので、入手できればラッキーです。
ネット通販で購入する場合、Amazonや楽天ブックス、セブンネットショッピングなど主要なオンライン書店で在庫があります。送料無料サービスを活用したり、ポイント還元が高いサイトを選ぶと良いでしょう。
価格は各巻とも本体450円+税(495円税込)と比較的手に取りやすい設定です。ただし巻数を重ねるとまとまった出費になるため、「まずは試し読みしてから…」という方は次述の電子書籍の無料試し読みを利用するのも手です。
電子書籍で読む
スマホやタブレットで手軽に読みたい方には電子書籍版がおすすめです。各巻とも紙版と同日に電子版が配信されており、Kindleや楽天Kobo、BookLive、ebookjapan、コミックシーモアなど主要な電子書店で購入可能です。電子版なら場所を取らず、発売日0時からすぐ読める利点があります。
特にebookjapanは初回ログインでもらえるクーポンでお得に購入できることで有名です。6回使える70%OFFクーポンが配布されているため、初めて利用する方は『うるわしの宵の月』を格安でまとめ買いするチャンスです。
またコミックシーモアやBookLiveでも新規会員クーポンがあったり、ポイントバックキャンペーンが開催されることがあります。各電子書店のセールを活用すれば紙より安く読める場合もあるのでチェックしてみてください。
電子版のメリットとして、試し読み(立ち読み)機能が充実している点も挙げられます。講談社の公式アプリ「マガポケ」や「Palcy」などでも冒頭数話を無料閲覧できる場合があります。またコミックシーモアやピッコマ等で期間限定の無料話配信が行われることもあります。気になる方はまず1話を試し読みして、絵柄や雰囲気を掴んでから購入を検討すると良いでしょう。
特におすすめなのは、コミックシーモアです。
安心の大手が運営、クーポンやキャンペーンが充実しており、安く読みたい人におすすめです
サービス名 | 特徴 | URL |
---|---|---|
![]() コミックシーモア | 初回70%OFFクーポン&ポイント 読み放題プランあり NTT西日本運営 | https://www.cmoa.jp/ |
特装版・限定版について
『うるわしの宵の月』では一部巻に特装版が用意されています。特装版は通常のコミックスにファン必携の小冊子やグッズが付属した限定セットで、価格は少し上がりますがレアなコンテンツを手に入れることができます。
例えば、第9巻特装版(2025年5月発売予定)にはやまもり先生のラフスケッチ集と描き下ろし漫画が収録された小冊子が付く予定です(講談社発表)。特装版は予約段階で品切れになることもありますので、確実に入手したい場合は早めに予約しておくのがおすすめです。
なお、過去の特典ペーパー類は講談社の通販サイトで復刻セットとして販売されることもあります。8巻発売時には記念フェアとして描き下ろしイラストカード応募者全員サービスが行われました。ファンならではのグッズ収集もこの作品の楽しみ方の一つですね。
まとめ
『うるわしの宵の月』は、やまもり三香先生による学園ラブストーリーで、「王子」と呼ばれる男女が織りなすピュアで胸キュンな恋愛模様が魅力の人気漫画です。2020年より「デザート」で連載開始され、2025年現在も連載中。既刊は8巻までで、第9巻が2025年5月に発売予定です。完結はまだしておらず、物語はさらに展開していく見込みです。
宵と琥珀の関係性を軸に、読者をときめかせるシーンの連続と、成長やすれ違い、家族の問題まで描かれる本作は、青春と恋愛の両面で深く共感できる内容となっています。SNSでも高評価が続出し、著名人からも愛されるなど、話題性・注目度ともに非常に高い作品です。今後の展開やアニメ化などのメディア展開にも大きな期待が寄せられています。恋愛漫画ファンなら絶対に見逃せない一作です!

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