「本好きの下剋上」漫画版シリーズを読む順番がわかりにくい!という声にお応えして、第一部から第五部までストーリー順にどの巻を読めばいいかを徹底解説します。
この記事では各部ごとの漫画タイトル・巻数・発売時期・原作小説との対応範囲をまとめ、原作小説版との順番の違いや注意点、さらに電子書籍版や特装版の特徴についても詳しく説明します。
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漫画「本好きの下剋上」読む順番はこれ!



まず結論から言えば、漫画版「本好きの下剋上」は第1部から第5部まで順番に読んでいけばOKです。
ただし、複数の部が並行して連載されている経緯があるため、刊行順だけ追うと時系列が前後する点に注意が必要です。
読了までの全体像を把握するため、漫画版各シリーズ(第1部〜第5部)の概要を表にまとめました。
| 部(漫画シリーズ) | 巻数(状態) | 刊行期間 | 原作小説の対応範囲 |
|---|---|---|---|
| 第1部「兵士の娘」 漫画版タイトル:本がないなら作ればいい! | 全7巻(完結) | 2016年6月25日〜2018年8月1日 | 原作小説 第1部(第1巻〜第3巻) |
| 第2部「神殿の巫女見習い」 漫画版タイトル:本のためなら巫女になる! | 全13巻(完結) | 2019年4月25日〜2025年9月15日 | 原作小説 第2部(第4巻〜第7巻) |
| 第3部「領主の養女」 漫画版タイトル:領地に本を広げよう! | 既刊9巻(連載中) | 2019年2月1日〜刊行中 | 原作小説 第3部(第8巻〜第12巻) |
| 第4部「貴族院の自称図書委員」 漫画版タイトル:貴族院の図書館を救いたい! | 既刊11巻(連載中) | 2021年3月15日〜刊行中 | 原作小説 第4部(第13巻〜第21巻) |
| 第5部「女神の化身」 漫画版タイトル:未定/公式未発表 | 刊行前(連載中) | 2026年1月より連載開始 | 原作小説 第5部(第22巻〜第33巻) |
漫画版は物語の部ごとにシリーズが独立しており、第1部から順に第5部まで順番に読めばストーリーを追えます。
ただし、漫画版は第3部終了前に第4部・第5部が並行して連載されているため、3部を最後まで読まずに次の部へ進むと内容が飛んでしまうので注意が必要です。
(※小説版は完結しているため、第1部から順に第5部まで順番に読めばOKです)
以下では各部ごとに詳しい読む順番ガイドとして、内容の概要(※ネタバレ最小限)や原作小説との対応範囲・違いなどを解説していきます。
第1部「兵士の娘」➡漫画版:本好きの下剋上「本がないなら作ればいい! 」
第1部「兵士の娘」の漫画版(キャッチフレーズ:「本がないなら作ればいい!」)は、全7巻で完結しています。
まずはこの第1部から読み始めましょう。
物語の序章にあたり、主人公マイン(現代日本から本の少ない異世界に転生した少女)が「本が無いなら自分で作る!」と決意して行動を始めるエピソードが描かれます。
巻数と刊行情報
コミックス全7巻。電子書籍版第1巻は2015年12月に先行発売され、紙の第1巻は2016年6月25日に発売されました。
以降2018年8月まで刊行され、TOブックス初のコミカライズ作品として第1部が完結しました。
紙・電子問わず内容は同一ですが、電子版は紙版より先行して発売されることもありました。第1部完結巻(第7巻)の発売日は2018年8月1日です。
ストーリー概要
現代の女子大生だった「本須麗乃(もとす うらの)」は不慮の事故で亡くなり、本がほとんど存在しない異世界の幼い少女「マイン」として目覚めます。
大好きな本を読みたい一心で、文字が読めるよう周囲の大人に教わりながら、自力で紙作りや書物作りに挑戦していきます。本作の舞台エーレンフェストでは平民に本は贅沢品。
本が無ければ自分で作るしかないと考えたマインは幼馴染のルッツと協力し、植物紙の開発に取り組みます。
貧しい兵士の家の娘で病弱な身ながら、現代知識を活かすマインの行動は次第に周囲を巻き込み、商人ベンノの支援も得て少しずつ成果を上げていきます。
やがてマインは、この世界特有の病「身食い(魔力暴走)」の問題や、本作りをめぐる思惑から、神殿(寺院)に関わる運命へと踏み出すことになります。
原作小説との対応
漫画第1部は原作小説の第1部(兵士の娘)に完全対応し、原作第1巻〜第3巻の内容を描いています。
原作小説では第1部の最後でマインが「巫女見習い」となる決断をするところまでが描かれますが、漫画版第1部第7巻も同じくマインが神殿で巫女見習いになる直前までの物語です。
つまり、第1部漫画を読み終えた段階で、マインは貧しい平民の少女から神殿に入ることになる節目を迎えます。
読む順番のポイント
第1部の7巻を順番に読めばOKです。
各巻の末尾には原作者・香月美夜先生書き下ろしの短編小説や4コマ漫画などのおまけも収録されており、ファン必見の内容となっています(特装版でなく通常版にも収録)。
物語序盤ということで、マインが本作りに奮闘する創作エピソードが中心の平民生活編です。まずはこの第1部を読了してから、第2部へ進みましょう。
補足
第1部漫画はすでに完結済みなので、一気に最後まで読むことができます。第1部にはアニメ第1期(2019年放送)の内容も含まれています。)
第2部「神殿の巫女見習い」➡漫画版:本好きの下剋上「本のためなら巫女になる!」
第2部「神殿の巫女見習い」の漫画版(キャッチフレーズ:「本のためなら巫女になる!」)は、全13巻で完結しています。第1部から続くマインの物語は、この第2部で大きな展開を迎えます。
第2部ではタイトル通りマインが神殿に入り巫女見習い(青色巫女服を纏う)となり、本作りの夢を追いつつ神殿での試練に挑む姿が描かれます。
巻数と刊行情報
コミックス全13巻完結。第1巻は2019年4月25日に発売され、以降コンスタントに刊行されて2025年9月15日発売の第13巻で第2部が完結しました。
第2部の漫画作画も引き続き鈴華先生が担当しています。刊行ペースは比較的安定しており、約6年間で13巻が刊行された計算です。
電子書籍も紙と同時発売され、紙の特装版は基本的になかったものの、一部書店やTOブックスオンラインストア限定でポストカードなどの特典が付属したことがあります(後述)。
ストーリー概要
平民から突然神殿長付きの青色巫女見習いという立場になったマインは、新たな環境で奮闘します。第2部では、マインが神殿内で図書室に通える喜びを得る一方で、神殿長や貴族達との軋轢に晒される波乱の日々が展開します。
孤児院改革や貴族子弟との交流など、神殿を舞台にした人間関係の広がりが見どころです。マインは持ち前の知識と情熱で、神官長フェルディナンドの助力も得ながら、神殿での問題を解決しつつ本作りの野望を進めていきます。
第2部の最後には、大きな危機を乗り越えたマインにある転機が訪れ、物語は次の局面へ移ります(※ネタバレ防止のため詳細は伏せますが、第2部終盤でマインの身分や環境に大きな変化が起こります)。
原作小説との対応
漫画第2部は原作小説の第2部(神殿の巫女見習い)に対応し、原作第4巻〜第7巻の内容を描いています。
原作小説第2部はマインが神殿での試練を経てある決意を固めるまでが描かれますが、漫画版も第13巻でその同じ区切りまで描かれ完結しました。
原作小説と漫画でストーリーの大筋は同じですが、漫画版ではマインや周囲のキャラクターの表情・仕草が視覚的に楽しめる分、フェルディナンドとのやり取りなどもよりコミカルに感じられる場面があります。
逆に原作小説ではマインの内面描写が詳細なので、漫画を読んで興味を持った方は小説第2部も併せて読むと理解が深まるでしょう。
読む順番のポイント
第2部の漫画は第1部の続きとして読んでください。刊行順としては一部並行して第3部の漫画連載も始まっていましたが、物語の時系列では必ず第2部を先に完結まで読むことをおすすめします。
第2部完結まで読めば、第3部以降で描かれる「マインが貴族社会へ踏み込んでいく」展開の下地がしっかり理解できるはずです。
なお、第2部コミックス最終13巻の発売をもって漫画版第2部は完結済みなので、ここまで読了した段階で漫画で描かれたストーリーは原作小説第7巻まで相当することになります。
特装版や電子書籍の情報
第2部の漫画単行本には基本的に通常版のみですが、一部巻でTOブックスオンラインストア限定セットが販売されました。
例えば第2部第5巻(2021年発売)では、特典として書き下ろしSS小冊子とイラストカードが付いた限定セットが販売されています(※書店ごとの購入特典)。
また、電子書籍版は紙と同日配信され、いつでも入手可能です。
紙書籍派の方は発売日に書店で買えますが、電子書籍派の方は深夜0時配信など紙より早く読める場合もあります。内容自体に紙・電子の違いはありませんので、好みの媒体で第2部完結まで一気に読み進めましょう。
第3部「領主の養女」➡漫画版:本好きの下剋上「領地に本を広げよう!」
第3部「領主の養女」の漫画版(キャッチフレーズ:「領地に本を広げよう!」)は、既刊9巻(連載中)です。
第3部から物語は一層スケールアップし、主人公マイン(ローゼマインと改名)が領主(貴族)社会に足を踏み入れる激動の展開となります。
漫画版第3部は波野涼先生の作画で、2019年から連載が開始されました。読む順番としては、第2部を終えたら続けてこの第3部に入ります。
ただし、第3部漫画は現在も完結しておらず物語の途中までの刊行となっている点に注意が必要です。
巻数と刊行状況
コミックス第3部は2025年8月時点で第9巻まで刊行されています。
第1巻は2019年2月発売で、以降おおむね半年〜数か月ペースで新刊が刊行中です。まだ完結に至っておらず、原作小説第3部の内容の約半分強までが描かれています(9巻時点で原作小説5巻中およそ3巻分相当に到達)。
なお、第3部漫画と第2部漫画は異なる漫画家によって並行連載されていた経緯があります。実は漫画第3部の連載開始(2018年4月〜)は第2部より先行しており、当初刊行順が前後しました。
しかし読む際は時系列通り第2部→第3部の順が推奨です(第3部の内容は第2部の結末を受けて始まるため)。
ストーリー概要
第3部では、マインがとある事情から領主の養女「ローゼマイン」として貴族社会に迎えられるところから始まります(第2部ラストの展開)。
平民から突然身分の高い環境に入ったローゼマインは、貴族のしきたりや慣習を学びつつ、領主一家の養女として生活を始めます。
とはいえ相変わらず本作りへの情熱は健在で、印刷機の開発や図書館整備など「領地に本を広める」ための活動に奔走します。
第3部前半では、領地内での印刷業の立ち上げ、領民や貴族たちとの新たな出会いと交流、そしてローゼマイン自身の成長(魔力面・精神面両方)が丁寧に描かれます。
物語中盤には秋の収穫祭・領地行事や他領からの客人との交流などイベントが続き、ローゼマインが「領主の養女」として責務を果たしつつ本作りの夢を追う姿が見どころです。
原作小説との対応・進捗
漫画第3部は原作小説の第3部(領主の養女)に沿った内容で、原作第8巻〜第12巻の範囲を順次コミカライズしています。
しかし先述の通り、2026年1月現在コミックス第9巻までで原作第3部の途中(概ね3巻分強)までしか描かれていません。
原作小説第3部ではローゼマインが領主の養女として生活し、次の第四部(貴族院編)へ繋がる大きな出来事までが描かれますが、漫画版はそのクライマックス手前でストップしている状況です。
具体的には、原作第3部のクライマックスである「貴族社会での洗礼式」や「奉納式」のエピソードが漫画版では未刊行(2025年末時点)となっています。
そのため、漫画だけを読む場合、第3部の途中まで読んだ段階では物語がやや中途半端に感じられるかもしれません。
読む順番のポイント
第3部の既刊分まではぜひ読み進めてください。ただし第3部→第4部へ進む際には要注意です。
漫画版では第3部が完結していないにもかかわらず第4部の連載・刊行が開始されたため、第3部の結末を漫画で読まずに第4部に突入するとストーリーが繋がりません。
現時点で漫画第3部の続きが気になる方は、原作小説の第3部終盤(もしくは小説版を途中から読む)という手があります。
もしくは漫画第3部完結までおとなしく待つのも一つですが、前述のように完結には全20巻近く必要との予測もあり数年は先になりそうです。
したがって、読む順番としては第3部9巻まで読んだ後はいったん区切りとし、第4部はその先の物語と割り切って読み始めるか、小説版で補完するかの判断が必要になります。
第3部漫画の見どころ
第3部から登場人物が一気に増え、マイン改めローゼマインが貴族院(学校)入学前の準備期間を送る様子や、領主一家との家族としての交流が描かれます。
漫画版では新キャラクターたち(領主一家の子供達や側仕えの貴族ら)のビジュアルも魅力的に描かれており、原作読者にも新鮮な楽しみがあります。
「本好きの下剋上」の中でも第3部は「物語がさらに面白くなる段階」と言われることが多く、コミカライズも丁寧に進められています。ぜひ現行刊まで読んで、ローゼマインの成長と物語の熱量を体感してみてください。
補足
なお、2023年時点でアニメ第3期が放送されており、これは原作小説第3部序盤までが映像化されています。
漫画第3部と内容的には重なる部分もありますが、漫画版の方がより詳細に描写されているエピソードもあります。
第4部「貴族院の自称図書委員」➡漫画版:本好きの下剋上「貴族院の図書館を救いたい!」
第4部「貴族院の自称図書委員」の漫画版(キャッチフレーズ:「貴族院の図書館を救いたい!」)は、既刊11巻(連載中)です。
第4部は原作小説でも長大な章であり、漫画版もこれから巻数を重ねていく見込みです。作画は勝木光先生が担当し、2020年末から連載がスタートしました。
第4部ではローゼマインが貴族院(王都にある貴族の学校)に入学し、本好き魂を発揮して「図書委員」を自称する学園ファンタジー的な展開が中心となります。
読む順番としては、本来は第3部完結後に読む内容ですが、前述の通り漫画版では第3部を完結前に第4部が刊行開始されています。
そのため第4部を読み進める際は、第3部の未描画部分に関するネタバレに注意が必要です。
巻数と刊行状況
コミックス第4部は2025年11月時点で第11巻まで刊行されています。
第1巻は2021年3月発売で、以降おおむね3〜6ヶ月おきに新刊が出ています。勝木光先生はペースが速く、連載も順調なため、刊行スピードは比較的早めです。
とはいえ原作第4部(小説9巻分)をすべて漫画化するには20巻以上が必要との予測もあり、まだ道半ばです。第4部漫画は第10巻時点で原作小説第4部の約1/4程度まで到達したと推測されています。
第4部の物語完結まではこの先相当巻数を重ねる見込みです。
ストーリー概要
ローゼマインは念願叶い(?)王都の貴族院に入学します。貴族院は各領地の貴族子弟が集う全寮制の学院で、ローゼマインにとっては大量の本が収められた図書館が存在する夢の環境です。
第4部序盤では、ローゼマインが貴族院図書館の魔術具修復をきっかけに勝手に「図書委員」を名乗るというユニークなエピソードから始まり、図書館を巡る謎や学院での交流が物語の軸となります。
ローゼマインは新入生ながら図書館の蔵書を守るため奮闘し、同級生や先輩、はては王族までも巻き込んで活躍します。
一方、故郷エーレンフェストから離れたことで、家族やフェルディナンドと過ごす時間が減り、寂しさや政治的な不穏も描かれます。
第4部中盤以降は各領地間の派閥争いや王族を絡めた事件も発生し、ローゼマインにとって試練の連続となっていきます。
原作小説との対応・進捗
漫画第4部は原作小説の第4部(貴族院の自称図書委員)をコミカライズしており、原作第13巻〜第21巻にあたる長編です。
第4部漫画は上述のようにまだ序盤〜中盤に差し掛かった段階で、原作エピソードで言うと貴族院1年生の冬〜2年生あたりまで描かれています。
原作第4部の結末では大きな事件と転機が訪れ、第5部へ繋がりますが、漫画版はそこに至っていません。むしろ第4部漫画は原作未読の読者には途中で「???」となる可能性があります。
と言うのも、第4部漫画の第1巻が始まった時点で、本来描かれるべき第3部のラストの出来事が漫画では未完了だったためです。
結果として、第4部漫画の冒頭で語られる背景(ローゼマインが長い眠りから覚めたこと、フェルディナンドとの強い絆など)の詳細は、現状漫画だけでは補完できません。
この点については出版社側も承知しており、第4部漫画単行本の巻末などで若干の補足説明が入ることもありますが、完全にはフォローしきれません。原作小説やアニメ、公式ファンブック等で補完情報を得るのも一案です。
読む順番のポイント
第4部漫画を読む際は、できれば原作小説第3部および第4部の知識を補完しておくことを推奨します。
どうしても漫画だけで追いたい方は、第3部漫画→第4部漫画の順で素直に読み進めて構いませんが、上述の通り第3部終盤の出来事が分からないまま第4部に入る形になります。
第4部第1巻冒頭で唐突に「ローゼマインが2年間の昏睡状態から目覚めた」設定になっており驚くかもしれません(これは原作第3部ラストの出来事です)。
また、第4部では早々にフェルディナンドとローゼマインが離ればなれになる展開がありますが、これも原作第4部のクライマックスに相当する重大イベントです。
漫画派の方は「なぜそうなった?!」と戸惑うでしょうが、それは今後の漫画刊行を待つしかありません。したがって、読み順としては第4部漫画はあくまで“先取り”的に読む形となります。
ネタバレを避けたい方は漫画第4部の購読を保留し、漫画第3部の完結 or 原作小説読破を待つのも手です。ただ、第4部漫画自体は非常に面白く描かれており、図書館好きにはたまらない要素も満載なので、割り切って楽しむのもアリでしょう。
第4部漫画の見どころ
勝木光先生の緻密でスピード感ある作画により、貴族院での魔法学習や図書館での出来事、派閥争いの動きなどがダイナミックに描かれます。
ローゼマインが自称する「図書委員」として魔術具で壊れた図書館の貸出機能を復活させるエピソードは、本好き読者からも好評な名シーンです。
さらに、第4部ではローゼマインの周囲に頼もしい仲間も増えます。図書館仲間の学生たちや他領地の貴族たちとの友情・協力関係、そして恋愛模様の片鱗も物語に彩りを添えます。
原作が長い分、漫画版も先が長いですが、一冊一冊の読み応えは十分です。貴族院編ならではの学園ファンタジー的楽しさと、「本好き」らしい図書館愛あふれる展開をぜひ漫画で堪能してください。
補足
2022年にはアニメ第3期で原作第4部序盤(貴族院入学直後まで)が映像化されています。漫画第4部はその先の内容も含め丁寧に描写しているため、アニメ視聴済みの方でも新鮮な発見があるでしょう。
第5部「女神の化身」➡漫画版:2026年1月19日より連載開始
第5部「女神の化身」の漫画版は、2026年1月より連載が開始されています。第5部は「本好きの下剋上」本編の最終章にあたり、原作小説でも最も長大でドラマチックな部です。
漫画版第5部は、第2部・第1部を手掛けた鈴華先生が再び作画を担当することが決定しており、2026年1月19日からTOブックスのウェブ漫画サイト「コロナEX」で連載がスタートします。
単行本化も順次行われる見込みですが、既刊はまだありません。
刊行予定と連載開始情報
「本好きの下剋上」コミカライズ最終章・第5部は2026年1月19日連載が開始されました。
連載媒体はweb漫画サイトのコロナEXです。第5部漫画の単行本第1巻がいつ発売されるかは未発表ですが、連載開始から数話分たまれば2026年中頃には刊行される可能性があります。
巻数は全何巻になるか未定ですが、原作小説第5部が全12巻(シリーズ最多)であることから、おそらくコミックスも20巻以上の大長編になると予想されます。
完結までにはさらに長い年月を要するでしょう。
ストーリー展望
第5部の原作タイトルは「女神の化身」。物語的にはローゼマインが貴族院を卒業するまで、そしてエーレンフェストのみならず王国内の政変や戦乱に巻き込まれながら「本好きの巫女」から「伝説の聖女」へと至る大団円が描かれます。
第5部漫画では、ローゼマイン(以降はもはやエーレンフェストの次期領主候補)の活躍が頂点に達し、全ての伏線が回収されていく壮大な物語となるでしょう。
原作小説では女神の化身たるローゼマインがユルゲンシュミット全土の運命を左右する出来事が次々と起こりますが、漫画版でもそれがどのように描かれるか注目です。
ネタバレ防止のため詳細は伏せますが、第5部ではこれまで以上に王族・貴族社会全体を巻き込んだストーリーが展開し、タイトル通りローゼマインが「女神の化身(現世に舞い降りた女神)」と称される伝説が誕生します。
原作小説との対応
漫画第5部は原作小説第5部(女神の化身)の内容を順次描いていくことになります。原作第5部は全12巻にも及び、WEB版を含めても非常に情報量の多い章でした。
そのため、コミカライズでは取捨選択や再構成がある程度行われる可能性があります。
とはいえ、ファンからの期待も大きく、コミックス版ならではの演出(例えば派手な戦闘シーンのビジュアル化や、キャラクター感情の繊細な描写など)に期待が寄せられています。
原作小説は既に2023年に完結済みですので、漫画版読者にとっては「結末を知りたいがネタバレは見たくない」というジレンマもあるでしょう。
もし結末まで一刻も早く知りたい方は原作小説第5部を読破する手もありますし、漫画版の完成を気長に待つのもまた一興です。
読む順番のポイント
第5部漫画はシリーズの最終章です。読む順番としてはもちろん第4部までの内容を把握してから臨む必要があります。
第4部漫画がまだ途中の状態で第5部連載が始まるため、実質的には漫画だけで追っている方には第4部終盤〜第5部序盤の展開が不明のまま連載が進む恐れがあります。
この点についても注意が必要です。公式からも「第5部開始前に第4部までのおさらいを」というアナウンスがあるかもしれません。
既刊の漫画と併せ、公式ファンブックや原作小説のあらすじ集などで予習復習しておくと、第5部漫画をより楽しめるでしょう。
第5部漫画の注目点
最終章ということで、主要人物たちの物語の結末が描かれるのが第5部の見どころです。
ローゼマイン(マイン)の本好き人生がどのような形で実を結ぶのか、そして彼女を取り巻く家族や友人、フェルディナンドとの関係がどう決着するのか、大いに注目です。
漫画版ならではの魅力として、クライマックスシーンのビジュアル描写やキャラクター表情などが挙げられます。特に第5部では戦闘シーンや儀式のシーンも増えるため、コミカライズ映えする場面が多数あります。
加えて、ハンネローレなど他視点キャラの活躍も絡んでくるため、漫画版第5部を読む前に可能であればスピンオフ「ハンネローレの貴族院五年生」も読んでおくと一層楽しめるでしょう。
原作小説と漫画版の読む順番の違い・注意点

漫画版各部の順番について解説しましたが、原作小説版の読む順番との違いや補足も整理しておきます。
原作小説「本好きの下剋上」は全5部・本編33巻+外伝で完結しており、基本的には第1部から第5部まで順番通り読めばよい構成でした。
つまり、小説版の場合も漫画版と同じく、ストーリー順は第一部→第二部→…→第五部です。
違いが生じるのは刊行形態と補完コンテンツの部分です。
刊行順の違い
原作小説は一冊ずつ順番に刊行され、順当に第1巻(2015年)から第33巻(2023年)まで刊行されました。
一方、漫画版は前述の通り複数の部が並行して刊行されるというイレギュラーな形をとりました。
これは「順番にコミカライズしていたら完結まで30年以上かかる」という判断から、出版社が複数の漫画家を起用して同時進行させたためです。
その結果、出版順だけを見ると、漫画第3部の第1巻発売(2019年2月)が漫画第2部第1巻(2019年4月)より早いなどの前後が生じています。
しかし、物語上は当然第2部→第3部と繋がっていますので、読者は刊行順ではなく物語順に読む必要があります。
原作小説にはこのような前後は無かったため、漫画版特有の注意点と言えます。
補完すべき内容
原作小説には、本編に描かれないエピソードや他キャラ視点の物語が、短編集や公式ファンブック、Web掲載の外伝などで豊富に補完されています。
本好きの下剋上の世界は非常に緻密に構築されているため、小説読了組でも把握しきれない情報があるほどです。
漫画版では紙幅の制約もあり、原作の一部エピソードや描写が簡略化・カットされる場合があります。
そのため、漫画だけを読んでいると、細部の動機や背景が分かりにくい箇所がいくつか出てきますが、小説版を読むことで解消されるケースが多いです。
例えば、第4部漫画で唐突に出てきた設定や人物の裏事情は、原作小説や短編集、Q&A等で語られていることがあります。
漫画版読者で疑問を感じた場合は、公式ファンブックや解説を参照するか、原作小説を読むのが確実です。
読了までの所要時間
原作小説全33巻を読むのは大変ですが、その分、完結した物語を最後まで味わえる利点があります。
漫画版はビジュアルで分かりやすく楽しめる反面、完結まで相当の年月を要します。2025年現在、漫画版は物語全体の半分程度しか進んでおらず、結末まで10年以上かかるのではと言われています。
そのため、「早く先が知りたい」という方は、途中で小説版に移行するのも一つの選択です。一方で、漫画版ならではの作画表現や巻末おまけ漫画など、小説にはない魅力もあります。
理想的には小説と漫画の両方を読むことで、互いに補完し合い、より深く作品世界を楽しめます。
時系列順と刊行順のズレのまとめ
漫画版は刊行順と物語順がズレているため、特に注意が必要です。
とくに第3部末から第4部序盤にかけて未読部分が生じる問題は、漫画読者にとって分かりにくいポイントです。
2026年初頭現在の刊行状況では、漫画第3部は奉納式前まで、第4部は貴族院2年生途中まで刊行され、第5部はこれから始まろうとしています。
読者としては、刊行順ではなく「第一部→第二部→第三部→第四部→第五部」という順序を常に意識して読むことが重要です。
誤って刊行順で読み進めると、物語が飛んでしまい混乱する原因になります。この点が、読む順番が分かりにくい最大の理由であり、本記事で繰り返し注意してきたポイントです。
電子書籍・特装版の違いと利用メリット

最後に、漫画版の紙書籍・電子書籍・特装版の違いや特徴について簡単に触れておきます。
基本的に「本好きの下剋上」漫画版は、紙のコミックスと電子書籍で内容に差はありません。
ただし、形式ごとにそれぞれ利点や注意点があります。
紙書籍コミックス
書店や通販で購入できる単行本で、コレクション性と特典が大きな魅力です。
初版帯にはアニメ化情報やキャンペーン告知が載ることもあります。
TOブックス公式オンラインストアや一部書店では、購入特典として描き下ろしイラストのしおりやポストカード、SS小冊子などが付属する場合があります。
また、各部完結セットの収納BOXや、サイン本の抽選販売が行われたこともあります。
本棚に並べて楽しめる点や、手元に形として残る安心感が紙書籍の強みです。
電子書籍版
手軽さと入手の早さが最大の特徴です。
多くの場合、発売日当日0時から読め、在庫切れの心配もありません。検索機能により、特定のエピソードや台詞を素早く探せる点も便利です。
カラー口絵が収録されている場合は、電子版でも閲覧できます。一方で、紙書籍のような物理特典は付かず、電子ストア限定特典もほぼありません。
場所を取らず持ち運びやすいため、巻数の多い作品には適した選択肢です。また、購入時に各サービスの特典を使用することで紙の単行本と比較して安く購入できる場合があります。
特装版・限定版
漫画版では数は少ないものの、収納BOX付きなどの限定商品が存在します。
第一部や第二部の全巻収納BOXセットなどが発売され、描き下ろしボックスやイラストカードが付属しました。
これらは既刊をまとめて揃えたい人向けの商品です。
価格は通常版より高めですが、ファンアイテムとしての価値があります。
なお、原作小説ではドラマCD付きや映像付き限定版が多く展開されていましたが、漫画版にはそうした音声・映像特典付き限定版は基本的にありません。
そのため、漫画版は通常版を購入すれば、物語を追う上で必要な内容はすべて読めます。
紙・電子いずれを選んでも、作品内容を楽しむ上で大きな差はありません。
迷う場合は、まず電子版で試し読みをしてから、気に入った巻を紙で揃えるという方法もおすすめです。
公式サイトでは各巻の試し読みも公開されているため、購入前の判断材料として活用するとよいでしょう。
まとめ:漫画版「本好きの下剋上」を順番通りに読んで物語を楽しもう
「本好きの下剋上」シリーズの漫画版の読む順番について、第一部から第五部まで詳しく解説してきました。最後にポイントを整理します。
- 読む順番
- 第1部→第2部→第3部→第4部→第5部が基本。各部で物語が区切られているため、部ごとにシリーズを順番に読み進めればOKです。
- 各部の漫画巻数と原作対応
- 第1部=全7巻(原作第1部1〜3巻分)、第2部=全13巻(原作第2部4〜7巻分)、第3部=既刊9巻(原作第3部8〜12巻の途中まで)、第4部=既刊11巻(原作第4部13〜21巻の序盤〜中盤)、第5部=連載開始予定(原作第5部22〜33巻)。
- 漫画版は刊行順が物語順と異なる点に注意。
- 特に第3部終了前に第4部・第5部が並行しているため、ストーリーの齟齬に気をつけましょう。
- 原作小説との違い
- 漫画版では一部省略や簡略化がある反面、ビジュアルで分かりやすく魅力が増す部分もあります。最終的に物語を完走したければ小説版も視野に入れてください。
- 電子書籍と紙書籍
- 内容面で違いはありません。特典や収納BOXなど物理グッズが欲しい場合は紙を、手軽さ重視なら電子を選ぶと良いでしょう。
「本好きの下剋上」の世界は、本への愛と知識と身分のギャップを乗り越える成長が魅力の壮大な物語です。
順番さえ間違えなければ、初心者の方も物語に迷い込むことなく楽しめます。本記事があなたの読書計画の助けになれば幸いです。
最後に、現在連載中のエピソードや新刊情報は公式サイトやTOブックスのXなどで随時告知されています。
最新情報をチェックしつつ、マイン=ローゼマインと共に歩む読書人生をぜひ満喫してください。














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