「蜘蛛ですが、なにか?」 完結?漫画の発売状況や原作小説の最終回について解説

異世界で目を覚ました女子高生が、なんと“蜘蛛の魔物”としてサバイバル生活を始める──独特の世界観と予測不能なストーリー展開で注目を集めた『蜘蛛ですが、なにか?』。

原作小説をはじめ、漫画やアニメと幅広くメディア展開され、多くのファンに愛されてきた本作ですが、各メディアでの進行状況や物語の結末はどうなっているのでしょうか?

本記事では、「蜘蛛ですが、なにか?」は完結しているのかどうかを軸に、漫画版・ライトノベル・Web小説・アニメそれぞれの現在の状況と違いを詳しく解説します。

さらに最新巻の情報やスピンオフ作品も紹介し、シリーズ全体の“今”をわかりやすくまとめました。既にファンの方も、これから読もうとしている方も、ぜひ参考にしてください。

目次

「蜘蛛ですが、なにか?」完結?漫画や原作小説の状況

漫画蜘蛛ですが、なにか?

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媒体概要刊行・連載状況完結日(または最新巻発売日)特記事項
Web版(原作小説)「小説家になろう」にて連載。完結済み2022年1月28日書籍版とは異なる結末。
ライトノベル(書籍版)馬場翁によるライトノベル。KADOKAWAのカドカワBOOKSより刊行。全16巻。完結済み2022年1月8日Web版とは異なる展開・結末。
コミカライズ版かかし朝浩による漫画。KADOKAWAの「ヤングエースUP」にて連載。連載中15巻(2025年3月発売)現在も連載中。
アニメ版2021年1月から7月にかけて全24話が放送。放送済み2021年7月(最終話放送)原作の5巻あたりまでが描かれている。続編制作の公式発表なし。

『蜘蛛ですが、なにか?』は、その始まりであるWeb版小説(小説家になろう)がすでに完結しています。そして、Web版小説を基にしたライトノベルの書籍版も、全16巻をもって完結済みです。

ライトノベル最終巻となる第16巻は2022年1月8日に発売され、2015年12月の第1巻発売から約6年の連載に幕を下ろしました。Web版の初投稿から数えると、完結までには実に6年8ヶ月を要しています。

一方、コミカライズ版の漫画は、KADOKAWAの「ヤングエースUP」で現在も活発に連載が続いており、2025年3月時点で15巻まで刊行されています。

また、アニメ版は2021年1月から7月にかけて全24話が放送され、激闘の末に主人公の「私(白)」と魔王アリエルが物語の鍵を握るクライマックスが描かれました。

漫画版の進行状況:刊行巻数と原作ストーリーの進み具合

イメージ画像:漫画note作成

原作小説のコミカライズである漫画版『蜘蛛ですが、なにか?』(作画:かかし朝浩)は、KADOKAWAのWeb漫画サイト「ヤングエースUP」にて2015年12月より連載中です。

単行本は第15巻(2025年3月発売)まで刊行されており、物語はまだ完結していません。漫画版は主人公・白の視点を中心に描かれ、一部の人間側視点エピソードは単行本描き下ろしという構成で進行しています。

連載ペースとしては単行本が年に1冊程度の刊行ペースとなっており、原作小説全16巻分のエピソードを消化するには今後もまだ時間がかかる見込みです。

ストーリーの進行度合いですが、漫画第15巻時点で、原作小説のクライマックス手前まで物語が進んでいます。

第15巻では白とその仲間(吸血鬼少女ソフィアや忍耐の勇者ラースたち)が魔王と離れ離れになり雪山で遭難した際、新たな転生者で元同級生の笹島京也(=転生後のラースとは別の人物)と遭遇・交戦するエピソードが描かれました。

この笹島京也との邂逅は原作小説では終盤の山場にあたる展開であり、漫画版は原作小説で言うと11巻前後の内容まで到達していると見てよいでしょう。実際、アニメ1期が原作5巻相当までの内容だったのに対し、漫画版は既に原作11巻相当(アニメ以降の展開)まで物語が進んでいるとされています。

気になる漫画版の完結見込みですが、現時点で打ち切りの情報や公式な完結予定の発表はありません。むしろ前述のとおり漫画版は連載継続中であり、原作が完結した今も物語の続きを着実に描いています。

刊行ペースがゆっくりなため「最後まで描き切れるのか不安」という声も一部ではありますが、公式には打ち切りの兆候はなく、今後も原作終盤までコミカライズが続く見通しです。実際、ヤングエースUP上で連載は継続しており、単行本も定期的に刊行されています。

「蜘蛛ですが、なにか?」の物語全体が長大であるぶん、漫画版で完結まで描くにはまだ数年以上を要するかもしれませんが、ファンとしては気長に追いかけていきたいところです。

「蜘蛛ですが、なにか?」あらすじ

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突如として教室に謎の爆発が起こり、日本のとある高校の生徒たちが全員死亡。彼らは異世界へと転生することになる。

多くのクラスメートたちは人間として王族や貴族、冒険者、聖職者などに転生する中、主人公である女子高生は、なんと「蜘蛛の魔物」として生まれ変わることになる。

しかも、目覚めたのは危険だらけの「エルロー大迷宮」の最下層。モンスター同士の弱肉強食が当たり前の世界で、彼女は名前すら持たず、ただひたすらに生き延びることを強いられる。

食料を探し、強大な敵から逃れ、徐々にスキルを獲得していく主人公は、やがて毒攻撃や糸による罠、魔法などを使いこなすようになる。

さらに経験値を積み、進化を重ねることで、次第に強力な存在へと変貌を遂げていく。その成長の過程では、「並列意思」や「分身体」といった特殊スキルを使い、複数の自分を同時に操ることも可能となる。

一方、他の転生者たちは、勇者として運命を背負う者、吸血鬼の令嬢として育てられる者、神の使徒として活動する者など、それぞれが異なる立場で生きていた。

物語は、主人公の「蜘蛛パート」と、他の転生者たちの「人間パート」が交互に描かれ、やがてそれらが複雑に絡み合っていく。

この世界には、「神」や「管理者」と呼ばれる存在が介在し、世界そのものが「システム」によって制御されているという衝撃の真実も明かされる。人々がスキルを持ち、レベルアップする仕組みは、実は世界を維持するためのものだったのだ。

主人公は、ある時点で「魔王」や「管理者D」といった存在と深く関わるようになり、自身の存在が世界の根幹に関わる重大な鍵を握っていることを知る。

彼女の視点は徐々に個人の生存から、世界の命運をかけた戦いへと移り変わっていく。果たして「蜘蛛」である彼女は、どのような結末を迎えるのか――。

登場人物・キャラクター

  • 蜘蛛子(私/白)
  • ソフィア(根岸彰子)
  • メラゾフィス
  • シュン(シュン=アンス)
  • カティア(大島加代)
  • フィリメス(岡崎美鈴)
  • ユーゴー(夏目健吾)
  • アリエル(魔王)
  • ポティマス
  • 管理者D(若葉姫色)

蜘蛛子(私/白)

本作の主人公。前世の名前 -なし。前世では引きこもり気味の女子高生だったが、異世界で蜘蛛の魔物「スモールレッサータラテクト」として転生する。

最初は極めて弱い魔物だったが、ダンジョン内での厳しい生存競争を生き抜き、スキルと進化を重ねて強大な存在へと成長。最終的には神の領域に達し、「白」と名乗るようになる。

明るく前向きな性格で、状況をユーモラスに受け入れる姿が多くの読者に親しまれている。

ソフィア(根岸彰子)

前世では「リホ子」と呼ばれていたおとなしい少女。転生後は吸血鬼の少女として生まれ、「ソフィア」という名前を得る。

貴族の家系に生まれ育つ中で、人間離れした強さと知識を身に付け、後にメラゾフィスと行動を共にする。初めは人間としての感情に悩む姿も見られたが、次第に冷静で理知的なキャラクターへと変貌する。

メラゾフィス

ソフィアに仕える忠実な従者であり、父親のような存在でもある。

元は人間だったが、吸血鬼となった後もその忠誠心は変わらず、ソフィアを守るために戦い続ける。冷静かつ計算高い性格だが、ソフィアに対しては非常に情に厚い。物語を通じて一貫して頼れる存在として描かれる。

シュン(シュン=アンス)

勇者としての運命を背負う少年。

前世では普通の男子高校生だったが、異世界では王国の王子として転生。正義感が強く、真面目で優しい性格。

勇者としての使命に苦悩しながらも、仲間とともに成長していく姿が描かれる。特にカティアとの関係は物語の中で重要な役割を果たす。

カティア(大島加代)

シュンの親友で、前世では男子だったが、転生後は女性として生まれ変わる。

性格は明るく、人付き合いも得意。自分の新しい性別に戸惑いながらも、それを受け入れて前向きに生きていく姿が読者の共感を呼ぶ。シュンを支える重要な存在でもある。

フィリメス(岡崎美鈴)

前世ではクラスの担任教師だった女性で、転生後はエルフとして生まれ変わる。

エルフの里で転生者たちを保護する活動をしており、教育者としての立場を貫いている。しかし、そのやり方には賛否があり、物語を通じて多くの疑問や対立を生む存在でもある。

ユーゴー(夏目健吾)

前世から問題児だった少年で、異世界では帝国の王太子として転生。

非常に傲慢で自己中心的な性格の持ち主。力に固執し、世界を支配しようとする野望を持って行動するため、多くの混乱を巻き起こす。主人公たちとは敵対する立場にある。

アリエル(魔王)

蜘蛛の魔物「タラテクト」の始祖であり、魔王として世界を統べる存在。

圧倒的な魔力と支配力を持ち、蜘蛛子とも因縁深い関係にある。当初は敵として登場するが、物語が進むにつれてその複雑な背景と目的が明らかになり、読者の印象も変化していく。

ポティマス

エルフの族長であり、フィリメスの父親。

転生者を保護する名目の裏で、多くの陰謀を張り巡らせている。科学技術と魔法を融合させたような危険な技術を持ち、多くの登場人物に影響を及ぼす黒幕的存在。

管理者D(若葉姫色)

本作の根幹に関わる神的存在で、自称「最悪の邪神」。

前世では蜘蛛子のクラスメイトの一人、若葉姫色として登場していたが、実際には全ての転生の仕組みを操っていた人物。物語の裏で動いていた張本人であり、世界のルールや主人公たちの運命を左右する。

最終巻(第16巻)の内容と結末【※ネタバレ注意】

【ライトノベル】

蜘蛛ですが、なにか?

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最終巻となる第16巻では、物語の舞台である異世界の命運を左右する「ワールドクエスト」が発動し、物語はクライマックスの戦いへ突入します。

創造主たる管理者Dから突然提示された選択肢──「女神を犠牲にして人類を救う」か「人類の半分を犠牲にして女神を救う」か──により世界中が大混乱に陥り、勇者や魔王、教団、竜など主要な登場人物たちが信念を懸けた最終決戦を繰り広げました。

物語の結末(ラスト)では、この世界を滅亡へ導こうとしていたエネルギー不足の問題が解決します。最終決戦で管理者Dを満足させた“褒美”として、Dが不足エネルギーを補填し世界の崩壊を食い止めたため、人類はシステム崩壊に巻き込まれて死ぬこともなく救われました。

また、長らく封印されていた女神サリエルも解放され、魔王アリエルと共に最期の時を穏やかに過ごすことになります。勇者シュン(皇子シュウアン)は祖国アナレイト王国へ戻り、新王となった弟・レストンを支える立場につきました。

一方、主人公である白(しろ)こと「私」はというと、最後の最後で管理者Dに目を付けられてしまいます。最終決戦後、白はDに「捕獲」されてしまい、おもちゃ(ペット)のように可愛がられる存在として異空間へ連れ去られる結末となりました。

いわば白だけが皆から離れた形になりますが、世界そのものは救われたため結果的に主要キャラクター達は概ねハッピーエンドを迎えています。(※書籍版ではこのように円満に近い結末となりましたが、後述のとおりWeb版(なろう版)では一部展開が異なります。)

Web版と書籍版で結末が違う

物語の結末は、Web版と書籍版で異なります。例えば、Web版ではユーゴーがラースに殺される、シュンが白と戦うなどの展開がありますが、書籍版ではこれらの展開が異なります。また、Web版ではラースが死亡しますが、書籍版では生存するなどの違いがあります。

ご興味があれば、Web版と書籍版の両方を読み比べてみるのもおすすめです。それぞれの展開や結末の違いを楽しめます。

作者・馬場翁のコメント:結末の変更と物語構成について

イメージ画像:漫画note作成

作者の馬場翁先生は、Web版連載終了時に「書籍版とWeb版では結末を変えた」と明言しています。書籍版16巻発売に先立ちWeb版も2022年1月に完結しましたが、執筆の段階で「書籍版とWeb版では辿ってきた歴史そのものが違うため、同じ結末にはならなかった」と語られました。

実際、Web版では終盤で死亡するキャラクターがいたのに対し、書籍版では生存していたり(例:ラス=ラースこと憤怒の翁はWeb版で死亡するが書籍版では生存)、勇者シュンが放つ勇者剣の相手がWeb版では白だったのが書籍版では管理者Dに変更される等、細かな差異が存在します。

馬場先生は「途中までは同じ結末にしようと思っていた」ものの、物語の展開上そうならなかったとコメントしており、書籍版オリジナルの結末を用意したことを示唆しています。

また、本作の物語構成について作者は「ラスボス主人公」がコンセプトだったと振り返っています。前半は弱い蜘蛛の魔物として迷宮で生き延び徐々に力をつけるサバイバル成長物語でしたが、後半は世界を滅ぼさんとする“ラスボス”として主人公が立ちはだかる物語**へと急転換します。

この大胆な展開について、馬場先生自身「こういう物語の急な方向転換はあまり好きではない」としつつも、あえて実験的に取り入れた試みだったと語っています。

案の定「途中の急展開についていけずリタイアした」「前半の方が面白かった」という感想も多く寄せられたそうですが、作者は「読者からそう感じられることは予想していたし共感もできる」とした上で、「物語のコンセプトがラスボス主人公である以上、必要な転換だった」と説明しています。

長年続けてきたシリーズを終えるにあたり「完結できてホッとしている。書いていて本当に楽しかった」ともコメントしており、書籍化やアニメ化によるプレッシャーはありつつも充実感を持って最終巻を書き上げたようです。

最終巻:読者の反応・評価(※賛否両論あり)

原作小説の最終巻に対する読者の反応は賛否両論が見られました。物語自体は大団円を迎えたため「ハッピーエンドで良かった」「長い物語がうまくまとまった」という声もある一方で、熱心なファンの中には不満を漏らす意見もあります。

例えば、「最終話が主人公そっちのけで周囲のキャラだけで話が進んでしまい消化不良」「最後の最後でテンションが下がった」といった感想を抱いた読者もいました。中には「あと一冊は書けたのでは」「この展開はないわー」と、駆け足気味に感じられた結末に物足りなさを指摘する声もあり、Web版の展開の方が良かったとする人もいるようです。

一方で、「とにかくみんな救われて良かった」「D(管理者)が強すぎたけどこういう結末に落ち着いたか」と結末自体は肯定的に受け止める声も散見され、白(主人公)だけが不憫な終わり方になった点については「彼女らしいオチで面白い」と捉える向きもありました。

総じて、物語序盤の迷宮サバイバルから中盤以降のスケールの大きい展開まで、好き嫌いが分かれたシリーズではありますが、最後まで読んだファンからはその実験的な物語構成を評価する意見も多く見られます。

なろう連載:原作Web小説は無料で読めます

イメージ画像:漫画note作成

『蜘蛛ですが、なにか?』の原作Web小説は、小説投稿サイト「小説家になろう」にて全話無料で読むことができます。

本作は作者・馬場翁(ばば おきな)氏によって執筆され、2015年から2022年にかけて連載されました。全600話で物語は完結しており、異世界転生をテーマにしたユニークなストーリーが多くの読者の支持を集めています。

なお、Web版と書籍版ではストーリー構成や設定に違いがあり、書籍版では追加エピソードや展開の変更も行われています。そのため、Web版で全体の流れを楽しんだ後に、書籍版を読むことでさらに深く世界観に浸ることができます。

アニメや漫画をきっかけに興味を持った方は、まずWeb版から読み始めてみるのがおすすめです。その後、書籍やコミカライズ版を通して異なる切り口で作品を味わえば、『蜘蛛ですが、なにか?』の魅力をよりいっそう堪能できるでしょう。

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番外編:蜘蛛ですが、なにか?Ex巻

『蜘蛛ですが、なにか? EX』シリーズは、本編では語られなかったキャラクターたちの物語や、システム崩壊後の世界、初代支配者の過去などを深掘りする内容が満載の番外編です。

特にEX2では、シリーズ最終巻後の展開が描かれており、原作ファンにとっては“その後”を知るための重要な一冊となっています。

世界観をより深く楽しみたい方、本編の余韻をさらに味わいたい方には、ぜひ読んでいただきたい作品です。

『蜘蛛ですが、なにか? Ex』(第1弾)

ライトノベル

蜘蛛ですが、なにか? Ex

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  • 発売日:2020年12月10日
  • ページ数:304ページ
  • 出版社:KADOKAWA(カドカワBOOKS)
  • 価格:1,650円(税込)

第1巻のExでは、これまで各巻の店舗特典として限定配布されていた短編SS(ショートストーリー)を中心に、書き下ろしエピソード30本以上を収録。

また、キャラクター原案の輝竜司氏による設定画やラフスケッチ、キャラごとのこだわりコメントなど、ビジュアル面の資料も多数掲載されています。

さらに、転生したクラスメイトたちの固有スキルや背景が明かされるなど、ファンの知的好奇心を刺激する内容となっており、本編13巻以降に読むことが推奨されています。

『蜘蛛ですが、なにか? Ex2』(第2弾)

【ライトノベル】

蜘蛛ですが、なにか? Ex2

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  • 発売日:2023年2月10日
  • ページ数:320ページ
  • 出版社:KADOKAWA(カドカワBOOKS)
  • 価格:1,650円(税込)

第2巻のExでは、「システム崩壊後」の世界を描いた後日談エピソードが中心です。

短い余生を送る魔王アリエルの元に、ソフィアとラースが訪ねてくる場面から始まり、アリエルが語る「初代支配者たちの過去」や、孤児院での記憶など、ファンにとっては非常にエモーショナルな内容が展開されます。

過去の特典SSも一部再録されており、シリーズの補完資料としてだけでなく、一冊の読み物としても高い完成度を誇ります。

スピンオフ漫画:『蜘蛛子四姉妹の日常』

漫画蜘蛛子四姉妹の日常

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  • 原作:馬場翁
  • キャラクター原案:輝竜司
  • 漫画:グラタン鳥
  • 出版社:KADOKAWA
  • 連載媒体:ヤングエースUP(Webコミックサイト)
  • 連載期間:2019年12月~2023年3月
  • 巻数:全6巻完結

『蜘蛛子四姉妹の日常』は、原作『蜘蛛ですが、なにか?』のスピンオフ作品として、公式に発表されたギャグコメディ漫画です。原作は馬場翁氏、漫画はグラタン鳥氏が手がけ、KADOKAWAの「ヤングエースUP」にて連載されていました。

この作品は、主人公「私」がスキル「並列意思」で生み出した4つの人格、「魔法1」「魔法2」「体」「情報」が実体化し、個性豊かな四姉妹として日常を送る様子を描いています。迷宮での生活を舞台に、時に協力し、時に衝突する彼女たちのユーモラスなやりとりが魅力です。

作品の見どころ

『蜘蛛子四姉妹の日常』の魅力は、何といってもその軽快なギャグとテンポの良い展開です。原作が描く過酷なサバイバルや戦闘とは異なり、日常系のドタバタ劇が中心となっています。四姉妹はそれぞれ異なる個性と役割を持ち、互いにツッコミ合いながらも迷宮生活を楽しんでいます。

第6巻では、四姉妹が異世界の学園に転移し、魔物や魔王たちと共に「学園生活の覇者」を目指すというユニークなストーリーも展開されます。このような予想外の展開が読者を飽きさせません。

こんな人におすすめ

  • 『蜘蛛ですが、なにか?』の世界観をもっと楽しみたい方
  • 異世界系のライトなギャグ漫画を探している方
  • 個性豊かなキャラクターが好きな方
  • 本編の重い展開に疲れた人に、気分転換として

アニメ版情報:原作との比較・第二期の放送は?

イメージ画像:漫画note作成

TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか?」第1期は2021年1月から6月にかけて連続2クール(全24話)で放送されました。

アニメ第1期が描いた範囲は、原作小説第5巻・Web版の第29話あたりまでの内容です。

具体的には、主人公である蜘蛛子(白)が迷宮を脱出し、人間に進化する直前のエピソードまでが描かれました。アニメ最終話(第24話)では白が進化して人間(アラクネ)形態となる場面や、物語序盤から張られていた伏線(蜘蛛子の時間軸と人間側転生者の時間軸のずれ)が明かされるシーンで幕を閉じています。

このため、アニメ版第1期の最終回は物語全体の中盤に差し掛かるところで終わった形で、原作全16巻のうち約1/3程度のエピソード消化に留まっています。

アニメ第1期の放送後、続き(第2期)の制作を期待する声も多く聞かれました。しかし2025年現在、公式からアニメ第2期に関する発表はなされていません

第1期放送終了からすでに3年以上が経過していますが、新シリーズの情報はなく、一部ファンの間では「続編は厳しいのではないか」との見方も出ています。

特に、アニメ第2クール後半で顕著になった作画クオリティの低下(いわゆる“作画崩壊”)や最終回直前での放送延期トラブル(第24話が制作都合で1週延期された)などが影響し、「アニメ制作が中止になったのでは」という噂も流れました。

もっとも、これらは公式に「中止」になったわけではなく、第24話も無事に放送されて第1期自体は完結しています。制作上の問題はあったものの、原作の人気と豊富な未アニメ化ストーリーを考えれば、第2期実現の可能性はまだ残されていると言えるでしょう。

公式続編が発表されていない中でも、ファンの間では引き続き第2期への期待が高まっています。

仮に第2期が制作される場合、原作小説はすでに完結まで出揃っているため、物語の最後(ラスト)まで描き切る十分なストックがあります。第1期が原作5巻までだったことを考えると、第2期では原作6巻以降(ちょうどアニメの続き)のエピソード、すなわち人類と魔王軍の戦いから世界の命運が決する最終章までが描かれる可能性があります。

原作ファンとしては是非とも最後までアニメで見たいところですが、続編が制作されるかどうかは円盤売上や配信成績、制作体制など様々な要因によるため、正式な発表を気長に待つしかありません。

現状では続編の公式情報は未定ですが、原作完結作品ゆえに将来的に何らかの形でアニメの続きが描かれることを期待したいですね。

2024年10月にはオンラインゲーム『蜘蛛ですが、なにか? 迷宮の支配者』が突如配信開始されるなど、アニメ放送後も新たなメディア展開が行われました。このゲーム化はタイミング的に意外でしたが、「今さらゲームが出るのはアニメ2期の前触れではないか?」と前向きに受け止めるファンもいます。

「蜘蛛ですが、なにか?」 完結まとめ

『蜘蛛ですが、なにか?』は、異世界転生×サバイバルという独自の切り口で多くのファンを魅了し、原作Web小説・ライトノベル・アニメ・漫画・スピンオフと多方面で展開された異世界ファンタジーの傑作です。

まず、原作小説(Web版・書籍版)はすでに完結済みであり、ライトノベルは2022年1月8日発売の第16巻で幕を閉じました。Web版とは異なる結末が用意されており、ファンにとっては両方を読み比べる価値があります。EXシリーズやスピンオフも好評を博しており、本編の後日談や補完エピソードも豊富です。

**一方、漫画版は現在も連載中で、原作の終盤に迫るストーリーが展開中。**2025年3月時点で第15巻まで刊行されており、完結にはまだしばらく時間がかかりそうですが、打ち切りの兆候はなく、ファンは安心して続きを追いかけられます。

アニメ版は2021年に全24話が放送されましたが、続編の発表は今のところなし。とはいえ、原作が完結しており、アニメ未消化のエピソードも多いため、第2期制作の可能性は残されていると言えるでしょう。

全体として、『蜘蛛ですが、なにか?』は一度完結した物語でありながら、今なお多くのファンに支持され続ける作品です。長大なストーリーと多層的なキャラクター描写、そして独特の世界観は、今後も語り継がれていくことでしょう。完結した今だからこそ、あらためてその魅力を再確認し、じっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。

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